コンディショニングを日常生活に

なりたい自分を応援するために、コンディショニングについて語ります

背骨の動きを整えるコンディショニング

コンディショニングを進める際に様々な要素に焦点を当てます。筋力に焦点を当てるのか、柔軟性に焦点を当てるのかな、またまた正しい動きに焦点を当てるのか、意識を向ける場所が変わってきます。

 

今回は背骨の動きを整えるという点に焦点を当てて話をしていきたいと思います。

人間の土台を構成している背骨は、頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、そして骨盤帯から構成されています。

そして胸椎にはさらに肋骨が繋がっていて、胸郭を構成しています。

 

これだけ沢山の骨が連なっていますので、関節もたくさんあるということが想像できるかと思います

 

背骨を構成している関節はなかなかイメージすることが難しい一つ場所です。

しかし、これらの関節が適切に動くことで、心身に大きな影響を与えているともいわれています。例えば不定愁訴と言われるようなレントゲンなどの画像検査で特に異常のない関節の痛みなどにもかなり影響している場合があります。

 

したがって、これらの関節を適切に動かせるようになることが、背骨のコンディショニングを進める際に重要なってきます。

よく座ったせいで骨盤を立てたり寝かせたりする運動などを行うことがありますが、これは背骨の関節を動かす運動をしていると見ることもできます

背骨を構成する関節の動きは複雑ですが、大まかに捉える為に三次元空間をイメージするとわかりやすくなります

 

具体的には、前後、左右、そして回旋(捻り)の動きという、三つの軸をイメージして、それらの方向に適切に動かせているかどうか焦点を当てていきます。そして、左右対称に動かせているか、動きの中に違和感がないかなどを注意深く観察しながら少しずつ整えていきます。

 

背骨の関節はイメージがしにくい関節の一つのため、手足の関節に比べると、あまり焦点を当ててない人も多いかもしれません。しかし上述したように背骨の動きを整えることによって心身に良い影響が出てくる場合もありますので、ぜひ背骨の動きに焦点を当ててコンディショニングを進めてみてください。