コンディショニングを日常生活に

なりたい自分を応援するために、コンディショニングについて語ります

コンディショニングを再考する

コンディショニングという言葉を意識しだしたのは、今から20年ほど前です。
ちょうどウェイトトレーニングに励んでいてスポーツトレーナーになるための
勉強をしていたころです。

スポーツトレーナーの仕事というと、
レーニングを指導することばかりをイメージしていましたが、
選手が練習や試合で高いパフォーマンスを保てるように
総合的にアプローチする必要があることを知ってから
コンディショニングという概念を大切にしてきました。

コンディショニングには「条件づけ、(心身の)調整」といった意味がありますが、
どんな条件を付けを行うか、何を調整するかが大切になります。
「調整」というとしっくりこないので、
私は「整える」という言葉の方が好きです。

当初は身体を整えるというくらいの意味しか考えていませんでしたが、
精神や心を整えることも重要ですし、
そのためには、周囲の環境を整えることも大切になってきます。

対象者の内部と外部の環境をシステムとしてとらえて、
どの部分にアプローチするとより対象者のパフォーマンスが高まるかを
考えることがコンディショニングであると今のところ考えています。