科学的なコンディショニングを実践するために
現代がこんなに便利になったのは科学のおかげです。
科学的な考え方を人間がするようになって、
発見された再現性の高い便利な考え方や方法が多くの方に伝えられるようになって、
またその便利な方法を土台にして、新たな便利な考え方や方法が発見されてきました。
このような背景を考えると、科学的な考え方を取り入れることで、
その恩恵にあずかれるということがよくわかります。
日常生活にコンディショニングを取り入れる際も、
このような科学的な考え方を取り入れていくことが重要だと考えています。
科学というととても難しいもののように感じてしまうかもしれませんが、
一言で表すなら、仮説と検証を繰り返すということです。
そして、仮説を立てるときに、できるだけ、
いろいろな研究結果をもとにすることが大切です。
研究結果は絶対の真理ではないため、
検証した際に予想と反する結果がでてしまうことは
普通に起こりうることです。
仮説の結果が予想と反していた場合は、
また別の仮説を立てればいいだけです。
そうはいっても、
私自身がよく陥るミスとして、
自分のやり方が悪いのではないかと
自分を責めてしまうことがあります。
でも、自分を責めても何も結果は変わりませんから、
別の仮説を立てる方にエネルギーを注いだ方がいいのです。
仮説を立てるには情報収集が必須になります。
現代は、情報量が日々増大している世の中です。
膨大な情報から必要な情報を取り入れる技術も必要になるということです。
科学的なコンディショニングを実践するためには、
仮説・検証を繰り返すことと、
情報収集の技術が大切だということです。