コンディショニングを効果的に進めるための3つのスキル
コンディショニングを効果的に進めていくためには、理論と実践が必要というお話をしました。
そして、理論を理解して効果的に実践していくためには、認知的能力の訓練のコツと、知覚運動系の能力の訓練のコツを理解することが重要というお話をしました。
今回は、コンディショニングを効果的に進めていくために必要な、もう一つのコツについてお話ししたいと思います。
もう一つのコツとは、態度に関してです。
態度というと皆さん???となるかもしれません。
たとえば、正しい運動の方法について学ぶこと、そして正しい運動の方法ができるようになるためには、それをマスターしようといった決心が必要になります。
そして、その決心を持続して、練習などの行動を続けることが必要になります。
途中で嫌になったり、飽きてしまったり、自分の感情をコントロールして必要な行動を再開したりといったことが大切になってきます。
態度とは、自分が決心して、その決心を継続して、嫌になった時は何とかして軌道修正するといったような技術です。
これを「態度スキル」と呼びましょう。
上で述べた、認知的能力は、「認知スキル」と言い換えることができますし、
知覚運動系の能力は、「運動スキル」と言い換えることができます。
したがって、コンディショニングを効果的に進めていくために必要なスキルとは、
「認知スキル」、「運動スキル」、「態度スキル」の3つに整理することができます。