コンディショニングを日常生活に

なりたい自分を応援するために、コンディショニングについて語ります

睡眠の質を高めるために、就寝時間と起床時間を一定に保つ

睡眠の重要性はここ最近浸透してきている気がします。
コロナの影響もあって夜間の外出の機会が減ってきて、夜も早めに就寝しやすい環境ができているのも要因かと思います。

睡眠時間を7~8時間確保したほうがいいというのは、さまざまなデータから明らかです。
それでは、その次の段階の睡眠の質を上げるためにできることは何でしょうか。

ここで提案するのは以下の二つです。
1.寝室の環境をよくする
2.就寝時間と起床時間を定める

1.寝室の環境をよくする
睡眠時間を7~8時間確保すると寝室で過ごす時間は人生の約3分の1にもなります。このように考えると寝室の環境をよくして睡眠の質を向上することは、人生の質を向上させるためにとても費用対効果の高い投資だと思いませんか?

では、具体的にどのような点に気を付けたらいいのでしょうか。
快適な寝具を模索する。寝具はとても重要ですが、なかなか頻繁に変えることが難しいのも事実です。何年も同じ寝具を使用してた場合は、快適な寝具への変更を検討することが一つです。
あとカーテンは遮光性の高いものにして、寝ているときに余計な光刺激が入らないようにします。
リネン類を定期的に洗濯して清潔に保つ。これも当たり前ですが、大事な点です。

2.就寝時間と起床時間を定める
睡眠時間を確保した次に大切なことは、就寝時間と起床時間を定めることです。
睡眠時間が不足していると、どうしても休みの日に長く寝たくなります。
そもそも休みの時に多く睡眠をとりたいと感じてしまうというのは、
平日の睡眠時間が足りていないことが原因です。
まずは平日の睡眠時間が確保できるように生活を整えましょう。

そして就寝時間と起床時間を一定にすることで、
睡眠のリズムが形成しやすくなり睡眠の質の向上が図れます。
もちろん精神的な不安や悩みなどがあってなかなか寝付けないときもあるかもしれませんが、
とりあえず時間になったら布団に入って電気を消して寝るといった行動をすることが大切です。
そして睡眠をとることで精神的な不安や悩みは軽減して、
日中にパフォーマンスの高い状態でその不安や悩みの原因となっている問題に対しての改善を進めていけばいいのです。

睡眠は本当にコストパフォーマンスが高いコンディショニングです。
睡眠時間の確保と就寝・起床時間を固定するをセットにして、取り組んでみてください。