コンディショニングにおける折衷主義
コンディショニングには様々な手法がありますが、
一つの方法にこだわってしまうとうまくいかないことが多いと感じます。
なので、コンディショニングも折衷主義が大切だと思っています。
折衷主義とは、異なる考え方の中から長所と思われるものを抽出し、調和させて新しい体系を作り出そうとする立場をとる考え方です。
コンディショニングの基本のコンセプトは十分な睡眠、適切な運動、十分な栄養になりますが、それを達成するための方法は、今でも盛んに研究されています。
研究によってより効果的な方法が明らかになりますが、
その人個人にとってその方法があっているかどうかは、
個人の生活環境や遺伝的に決まってしまう身体的特徴などによって、
決まってくると考えられれます。
したがって、コンディショニングを実施する人それぞれが、
自分自身にあった方法をみつけていくことが大切になってきます。
色々な方法を試してみて、少しでも自分にとって継続しやすくて、
身体状態がよくなる実感がもてるもの見つけ出してみてください。
その際に、この折衷主義という考え方はとても有効だと思います。